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木創オリジナル壁紙
  漆の歴史は古く、福井県三方町鳥浜貝塚より今から焼く5000年程前の縄文前期に漆塗櫛が発掘されたと言われています。
亦、【青丹(あおえ)よし、奈良の都は咲く花の匂うが如く 今 盛りなり】と歌われた奈良時代の背景には, 格子の緑(青)と建物の朱(丹=に)が格子の間から交互に見えて、まばゆい程の光景だと【漆の美しさ】を歌ったものがあります。
この歌は漆の語源が【潤しい】からきていると言うことからも伺えます。
さらに平安時代の前期に書かれた竹取物語には
【かぐや姫、すえむには、例のようには、見くえにしとのたまいて、漆を塗り、蒔絵をしせり、、、】
 
 

とあります様に木造の家に漆を塗って
きれいにして住んでいた様です。
これが【塗装文化としての漆】の始まりです。
これは漆が【防水性・防腐性・防虫性に優れている】事を、この時代には既に分かっていた事なのです。
桃山時代(16世紀)には盛岡藩では南部鉄びん
漆を塗っています。
これは漆の主成分であるウルシオールと鉄が反応して【鉄塩】と成り、黒色に変色し酸化されない表面が出来、【優れた防錆効果】を発揮する事を

   
 

知っていたからなのです。この様に優れた漆は藩政時代には各藩が財政強化の為、漆の木を植林し、日本全体が漆の生産地で有ったのですが、明治維新以降、漆文化は西欧文明におされて急激に衰退していったのです。現在は、青森県・岩手県・福島県・茨城県・石川県・岐阜県・徳島県などの一部の地域しか生息していません。これは漆需要量に対して日本での漆供給量は1%にしか満たないのです。

 
     
     

 
       

質問

あなたは味噌汁を
漆塗りのお椀で
いただきますか?

 
  次に漆は【かぶれる】から嫌いと思われている方が多いいのですが、これは漆の主成分であるウルシオール(60〜65%)が持っているカテコール(リグニン・カテコールタンニン・天然色素などに存在)誘導体のヒドロキシル基(OH=酸)が人体を形成しているたんぱく質に作用し(化学変化を起し)かぶれるのです。  
   

漆にかぶれたら
石鹸水とか、薄いアンモニア水などで
中和し、クリームや油、亜鉛華軟膏等を
塗ってください。1週間位で治ります。

 
漆の成分
  1. ウルシオール60〜65%
  2. ゴム質    5〜7%
  3. 含窒素物   2〜3%
  4. 酸素     0.2%
  5. 水     26〜30%

ウルシオールの構成環
    • 炭素=C
    • 水素=H ベンゼン環
    • 酸素=O
 
 
次に漆の薬効について
漢方の医学書には『コップ1杯の水に生漆
を一滴垂らして飲むと、胃酸過多が治る』と書かれています。中国では古来から、漢方薬として血行促進・虫下し・胃酸過多通経・咳止めなどに用いていたそうです。
   
 

亦、薬用植物辞典では、扁桃腺を治し、咳を沈めると書いてあるようです。
この他、漆の実が、滋養強壮剤として中国後漢時代の『神農本草経』(漢方生薬の原典と言われている本)には、乾漆(かんしつ=漆液が固化したものを粉砕して粉末にしたもの)の薬効が記載されている様です。

 
 
 
 
 
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